イベント仕事が好きな理由

入国制限がなくなってから仕事関係で来日する人がぐんと増えました。5月下旬にUAEから人を迎え、東京と大阪でメディアイベントを開催しました。この仕事でのイベントは5年ぶりの開催です。

仕事チーム(クライアント)のメンバーが来日しました。滞在期間はイベントのために来てすぐに本国に戻ります。その間、4日。短い。オンラインとメールだけでやり取りしている人が目の前にいて、ランチしたり一緒に新幹線で移動するのは不思議な感覚でした。いろいろ話してぐんと距離が近くなりました。

イベント会場では、来日したチームメンバー、私たち、そしてホテルの会場担当者さんたち、イベント会社さんなどそれぞれが持ち場をしっかり守り、プレゼンもランチ懇親もエンターテイメントもインビューもうまくいきました。来場してくださったメディアの皆さんもみなさんニコニコと、テーブルごとにおしゃべりが弾んだようでした。人が集まるのって楽しいですね。そこに来日したメンバーが加わればみんな話したいことが止まらなくなります。

イベント準備中はすごく細かく予定を立てたり手配をしたりで確認が多く、また思ったように参加者が集まってくれるだろうかなど心配もありしんどいこともあるのですが、長く準備して、たった数時間、そこに集まった人たちと2度とない時を過ごす、イベントというのはまさにジャズのセッションのように私には思えます。

スケジュールを予定通りこなし、4日の滞在を終えてメンバーが本国に帰っていきました。残った私たちは外国人観光客で大混雑する道頓堀で、テラス席で風に吹かれて打ち上げしたのでした。