プレジデントウーマン春号で紹介された「山形でマインドフルネス」記事がオンラインで公開になりました

弊社が取材コーディネートをお手伝いさせていただいた、雑誌「プレジデントウーマン2020年春号」(2020年3月28日発売)の記事「マインドフルネスで心を整える(山形県庄内エリア)」が、10月4日にオンラインでも公開されました。これは同エリアのお寺や美術館を廻り、土地の食を味わって、心と身体を整える旅について紹介したものです。

プレジデントウーマン
「GotToトラベル! 伝統ある寺で『マインドフルネス』を体験し、心を整える旅」

今年も気がつけば残すところわずか数ヶ月。特に今年は年初からいろいろあり、心身ともにずっと緊張状態の方も多いのでは。

記事では、そんな自分を労り、本来の自分を取り戻すことができる、庄内地方の豊かな自然の中でのさまざまな体験をご紹介しています。

まさに秋の行楽シーズンを迎えた今、折しも「Go To Travel キャンペーン」も実施されているので、感染対策をしながら、ほっと一息つける旅に出かけてみるのはいかがでしょう。

記事でご紹介している体験は以下の通りです。

  • 曹洞宗 洞瀧山 總光寺(そうこうじ)<山形県酒田市>

オリジナル写仏体験が人気のお寺です。写仏とは、仏様のお姿・形に願いを込めながら丁寧に写すことでその功徳をいただく体験です。
「写仏の目的は、上手に描くことではなく、無になって、ただ線をなぞること」(住職の原崇弘さん)。

その他にも、写経、坐禅なども体験できます。いずれの体験もHPまたはお電話で予約をお願いします。

お寺の場所は中心地からだいぶ離れますが、それだけの価値のある場所です。

總光寺 HP
http://www.sokoji-sakata.com/
Tel 0234-62-2170

總光寺山門_總光寺 HPより

 

写仏_總光寺 HPより

 

  • Restaurant Nico <山形県酒田市>

海と山に囲まれ自然豊かな庄内地方にある酒田市は、実は約50年前から地元食材を使ったフレンチが根付いているエリアで、「酒田フレンチ」という呼称が存在するほどです。そんな中で「新・酒田フレンチ」を提案する若きシェフ太田舟二さんが腕を振るうのが、Restaurant Nico。地元の常連客はもちろん、県内外の料理人や生産者たち、また都心や各地方からも食通たちが足を運ぶ、今大注目のお店です。地元食材を使ったオリジナリティあふれるお料理がいただけます。

Restaurant Nico HP
http://nico-sakata.com/

Restaurant Nico HPより

 

お店の外観(画像提供:Restaurant Nico)

 

  • 出羽三山(でわさんざん)

10月11日放送の日本テレビ「世界の果てまでイッテQ!」でも紹介された出羽三山は、羽黒山(はぐろさん)、月山(がっさん)、湯殿山(ゆどのさん)を合わせた山岳信仰の地です。一年を通して、山伏が修行をする場ともなっています。1400年以上の歴史を持ち、江戸時代には西の伊勢参りとともに「東の奥参り」として出羽三山に詣でることが重要な人生儀礼のひとつとされていました。

古来より、古修験道の行場として知られ、「擬死再生(ぎしさいせい・一度死んで再びよみがえること)」をはたす霊山として人々から信仰されています。

羽黒山には三山の三神を合祀する出羽三山神社(三神合祭殿)と、車も通らず何の音も聞こえない山の上で精進料理をいただいたり宿泊ができる羽黒山参籠所「斎館」があります。宿泊して朝のお勤め(祈り)に参加すれば、気持ちの良い1日が過ごせます。(精進料理、宿泊ともに要予約)。

出羽三山神社 <山形県鶴岡市>
http://www.dewasanzan.jp/publics/index/1/

羽黒山参籠所 斎館 <山形県鶴岡市>http://www.dewasanzan.jp/publics/index/64/

出羽三山神社 HPより

 

精進料理_出羽三山神社 HPより

 

  • 土門拳記念館 <山形県酒田市>

現酒田市出身で日本を代表する写真家・土門拳の作品を中心に展示する写真美術館。故郷酒田市に寄贈された代表作「古寺巡礼」や「ヒロシマ」を含む全作品約7万点を収蔵し、テーマごとに年3~4回展示替えを行います。建物や彫刻、庭など記念館自体が飯森山公園内のアートスポット。鳥海山や池の鯉を眺めたり公園散策も楽しめます。

土門拳記念館 HP
http://www.domonken-kinenkan.jp/

FB
https://www.facebook.com/domonken0028/

土門拳記念館 HPより

 

  • 山居倉庫 <山形県酒田市>

江戸時代、酒田は北前船交易で栄え、明治以降も米の積出港として重要な港でした。山居倉庫は、明治26年(1893年)に建てられた米保管倉庫で、NHK連続テレビ小説「おしん」のロケ地にもなりました。今でも米どころ・庄内、港町・酒田のシンボルになっています。

敷地内には酒田市観光物産館「酒田夢の倶楽」や庄内米歴史資料館が併設されています。

倉庫前に連なる樹齢150年以上のケヤキ並木も見どころの1つです。大きなケヤキの間を吹き抜ける風を感じてリフレッシュできます。

山居倉庫
https://sakata-kankou.com/spot/30159

酒田市観光物産館「酒田夢の倶楽」
https://sakata-kankou.com/feature/yumenokura/yumenokura

やまがた酒田さんぽHPより

 

秋のケヤキ並木_やまがた酒田さんぽHPより

 

  • ショウナイホテル スイデンテラス <山形県鶴岡市>

まるで水田に浮かんでいるかのように見える、建築家 坂 茂氏の設計による木の温もりがあふれるホテル。夜は建物の明かりが灯り、どこか異空間に迷い込んだような体験ができます。

まさに晴耕雨読の時を過ごせるライブラリーや、夕日が眺められる大きなテラス、庄内の豊かな食材を生かしたお食事も魅力です。

※お食事については、現在、新型コロナウイルスをはじめとする感染予防対策として以下のようなスタイルで提供しています(*プレジデントウーマン2020年春号、同オンライン記事とは違う内容に変わっています):

  • 朝食:和風弁当と庄内の季節の汁物
  • ランチ:ランチパック3種
  • ディナー:洋食の3段のお重2種

 詳細はこちらをご覧ください。


スイデンテラス HP
https://www.suiden-terrasse.yamagata-design.com/

まるで水田に浮かんでいるかのような外観。明かりが灯る姿も幻想的(画像提供:スイデンテラス)

 

約1,000冊の本が並ぶライブラリ(画像提供:スイデンテラス)

 

多忙な毎日を過ごしている私たちは、気付かないうちにたくさんのことを抱えていて、總光寺の住職さんがおっしゃるように自分のキャパシティーを超えてしまっているのかもしれません。そして、日常の中では、無心になって自分自身と向き合う機会もなかなかないものです。

時にはそんな自分を解き放つため、思い切ってスマートフォンの電源を切って、日常のあれこれを忘れて、自由に過ごしてみましょう。

マインドフルネスで心を整える旅。

庄内の豊かな自然の中で無になって、リラックスしてみませんか。きっと心が軽くなるのを感じるはずです。